千葉県の公立入試では、2日目の午後に「学校設定検査」があります。
具体的には、面接・集団討論・自己表現・作文・小論文・適性検査・学校独自問題・その他の検査のうちから、1つ以上を各学校が選んで実施します。
面接だけの高校もあれば、面接+作文や、面接+自己表現などその組み合わせはさまざま。その配点も、10点~350点と高校によって大きく差があり、志望校選びでは絶対に見落としてはいけないのが学校設定検査です。
例えば、自己表現で200点満点の高校。
自己表現は多くが口頭または部活実技の選択ですが、ここでは部活実技を選ぶ受験生の方が圧倒的に有利となります。自己表現で高配点を採用している高校は「部活を頑張る生徒が欲しい」という傾向が強いので、部活アピールができる受験生は有利になる訳です。
このように、公立高校入試は当日の学力検査だけでなく、内申点、 学校設定検査の合計で合否が決まります。
とりわけ、内申点は中1~中3までの 評定が必要になります。 定期テストの点数、提出物、授業態度は、すべて公立高校の合格に直結するということを強く認識しておきましょう。 中1・中2生の高校受験もすでにはじまっているのです!