2019年9月18日

Rock’n Roll 英語教室 Vol.6

Rock’n Roll 英語教室 Vol.6

Sting – Fragile (1988)

台風15号の影響で発生した千葉県内の大規模な停電と断水はいまもなお続いています。完全復旧までにはまだかなりの時間を要する見込みです。

天災に対して私たちはなす術がなく、電気がないだけでほとんど何もすることができない極めて脆い存在であることを、わずか4日間ではありましたが実際に自分が体験してみて思い知らされました。

この曲のタイトル「fragile」という形容詞は、「脆い」とか「壊れやすい」を意味します。国際小包や空港の荷物のなかの「ワレモノ」に大きく書かれている単語です。

中米ニカラグアの戦闘地域に、電力と水を届けるボランティアについていたアメリカ人の青年が、理不尽な暴力の犠牲になったことについての怒り、無念さが静かに歌われています。

接続詞の「lest」は「~しないように」「~するといけないから」と訳します。「lest」=「for fear (that)」はG-MARCH以上では必須の知識です。

That nothing comes from violence and nothing ever could

(暴力は何も生まず、これまで何も成し遂げたこともない)

For all those born beneath an angry star

(怒れる星の下に生まれたすべての者たちが)

Lest we forget how fragile we are

(自分たちがいかに脆い存在であるかを忘れないように)

On and on the rain will fall

(いつまでもいつまでも雨は降り続ける)

Like tears from a star like tears from a star

(星の涙のように)

On and on the rain will say

(いつまでもいつまでも雨は語りかける)

How fragile we are

(私たちがどれほど脆い存在であるかを)

こちらはスティービー・ワンダーとの共演。2分40秒からの歌声にはさすがのスティングも何も言葉が出ないといった表情です。

If blood will flow when fresh and steel are one

Drying in the colour of the evening sun

Tomorrow’s rain will wash the stains away

But something in our minds will always stay

Perhaps this final act was meant

To clinch a lifetime’s argument

That nothing comes from violence and nothing ever could

For all those born beneath an angry star

Lest we forget how fragile we are

On and on the rain will fall

Like tears from a star like tears from a star

On and on the rain will say

How fragile we are

How fragile we are